学校・教員・子どもが、学校ICTを活用するために求められる整備やサポートがまとめられた方針。
文部科学省による「教育の情報化ビジョン」。
これは「21世紀を生きる子どもたちに求められる力」と「21世紀にふさわしい学び・ 学校と教育の情報化の果たす役割」の実現に向けた取り組みが描かれています。
IT戦略本部「IT新改革戦略」の平成23年度末までの整備目標と、現状にはギャップがあります。
整備状況は、文部科学省「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」で把握できます。
都道府県別でも、整備率には格差があります。「教員の校務用コンピュータ整備率」を一例にすると、大阪府・奈良県・千葉県では、60%後半の整備率となり、全国平均を約30%下回ります。
「教育機会の平等性」を自治体として損なわないよう、整備率は参考にする必要があります。